CEOのコラム

CEOのコラム

千種会グループCEOの岸本敦が、一流の仕事をするために大切な事や心がまえを、随時、時事や想いを交えて書き綴ります。

なぜ身だしなみを整えるのか

column of 13.11.4

身だしなみとおしゃれは違います。

以前も、この紙面を使ってお伝えしたことがあると思いますが、おしゃれは自分のための着こなしであり、身だしなみは、相手に不快感を与えないための心配りです。

その中でも一番大切なことは「清潔感」があるかどうかということです。「清潔感」とは、清潔であるかどうかということにとどまりません。すなわち、お風呂に入って、髪や体を洗っているから清潔感があるというわけではないのです。相手が「清潔だな―」と感じて初めて「清潔感」があるということになります。つまり他人が鏡になるのです。

髪に艶があり髪型が整っていること、爪が切りそろえられ手荒れしていないこと、肌の血色が良いこと、汚れのない体に合った服を着ていること、足先まで神経が行き渡っていること、にこやかな笑顔があることなど、清潔である上に、プラスαの要素を満たしていることが必要です。

そして、これらはすべて「自分自身に丁寧に向き合った結果」得られるものです。

つまり、自分に対して惜しみなく心を注ぐことと他人への思いやりが、「身だしなみ」を支えているのです。